おはようございます
今日の天気は暖かく風がひんやり、つまり肌頃が良いというか、
空気も乾いてきて過ごしやすく良い日である。
毛におおわれた自分の体はこんな陽気が一番なのである。
「相変わらず良い子ねえ」
大きく開けた口からあくびをし、
頭のブチの部分をペロペロしてくれている。
ひめこのお腹に顔をうずめながら、モミモミする。
自然とゴロゴロ大きくのどが鳴る。
「もうそろそろやめてくれないかしら?」
ひめこがちょっと体を避けたが今更やめられない。
「シャー!」
とうとう頭を叩かれた。
「チェっ」
肉球をペロペロしながら背中を向けた。
「あんた、いつまでも甘えん坊なんだから。」
ふん、良いじゃないか。だって好きなんだもん。
お互い背中を向けながら、でもくっつけながら丸くなる。